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☆自然農とは!?
「自然農」は草や虫を敵とせず、畑も殆ど耕さず、自然の営みに沿った農のありかたです。
奈良の川口由一さんが34年前に始められ、数年の試行錯誤の後にその理と技術を集大成されました。
また、人々の求めに応じた自然の流れの中で、静かではありながら確実な拡がり見せている農のあり方でもあります。現在では「赤目自然農塾」を始め、日本各地の数十箇所で「自然農」の理と技術を学ぶ場が営まれるに至っています。
「自然農」では、もちろん農薬・化学肥料は一切使いません。一般的な有機農業のような動物性の肥料も使わず、田畑やお野菜の状態に応じて、米ぬかとなたね油かすをわずかに使うだけです。
自然界・生命界の営みを壊さないためにできるだけ耕さない事が基本ですから、耕運機などの農業機器も殆ど使わず、とぐわや草刈鎌による手作業が基本です。
日本の自然はもとより豊かですが、時間と共に自ずからさらに豊かになるようにできています。
その営みを壊さないためには、できるだけ耕さない事が大切になります。自然の営みを壊さず、生命界の絶妙のバランスを保つ事ができれば、農薬や化学肥料を用いなくとも、病気や虫害など困った事を招く事もないのです。
「自然農」においてもっとも大切なことは、田畑や作物の様子をしっかりと観てその時の状態をしっかりと受け止めることです。そして、お野菜やお米や梅が元気に育つための過不足のない手助けをしてあげることです。
過もなく不過もない適度な手助けができたならば、作物はこの上もなく自然で美しい姿に育ってくれます。その様な美しい姿のお野菜お米、青梅は、その命も命本来のものであり、味わいもまた格別です。そんな作物を育てられたときは心からの喜びを感じます。
私もまだまだ試行錯誤の毎日ですが、その手助けの按配をちゃんとつかみ、これからも美味しいお野菜や青梅のお届けを続けていきたいと思っています。
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