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               梅の里便り 第16号 (2009.10.6) 
      「妙(たえ)なる畑の会 全国実践者の集い」 
      この週末は自然農の年に一度の「妙(たえ)なる畑の会 全国実践者の集い」で岐阜県恵那に行っていて、今日帰ってきました。
 
 
今回の学習会も250名以上の者が集い、専業農家の先輩の佐藤さんの農園や恵那自然農塾の見学も含めて充実した3日間を過ごしてきました。
 
「自然農」においてもっとも大切なのは、高い境地に立ってその場の状態をしっかりと観ることの出来る力をつけることだと改めて感じました。
 
 
それにはやはり、澄み渡った心でしっかりと田畑を観る事、そして高い境地で実践されている先達から直接言葉を通して学ぶことが一番の方法だと再認識しました。
 
 
それから、「生命の理(ことわり)」「自然の理」、そして「真善美」をしっかりと認識する力を身につけるこことも大切だと思いました。
 
 
また、僕たちには「川口由一」さんという確かな道を導いてくれる師匠がいることも本当にありがたいことだなとしみじみと感じました。
 
 
これからも師匠の高い境地に少しでも近づけるよう精進を重ねていくことを心に誓いながら帰路につきました。
 
 
佐藤さんはじめ、今年の会の主催者の「恵那自然農塾」のみなさん、運営スタッフのみなさん、素晴らしい会をありがとうございました。 
 
そしてご苦労様でした。 
        
      「今年は天気にやる気を試されてる?!」 
      先週金曜日「妙(たえ)なる畑の会 全国実践者の集い」の一日目は恵那山荘での言葉を通しての学びでしたが、午後から夜にかけて激しい雨が降りました。  
 
で、和歌山みなべの様子も気がかりで嫁に電話したところ、古川がまたあふれそうになっていて、前日一緒に植えてくれた白菜の苗が気になったが、どんなになっているか見るのが怖くて見に行っていないとのことでした。  
             
      それで昨日帰ってきて畑を見に行くと、案の定、七夕の日のようにまたまた冠水してしまったようで、水に浸かったサツマイモの葉っぱがまた白く薄化粧をしていました。 
『20年ぶりの大雨が1シーズンに2回もかいな!』  
と、ぼちぼち付き始めているであろうサツマイモの芋が心配になりましたが、こればかりはその耐久力に期待する以外はありません。  
 
それにしても、今年は  
            5月中旬から6月中旬までの渇水 → 6月下旬から七夕の大雨を含んだ8月上旬までの長ーい梅雨雨 → お盆前から9月中旬にかけてのカラカラ天気 → 一転しての雨模様と、あんまりにも天気の移り変わりが極端すぎやしませんか!?  
 
天気予報を見てみれば、8月末にあれほど雨を連れてきてくれることを期待していたのに、それを尻目にはるか沖を通過していった台風が、今度は雨が満ち足りているというのにまともにこちらに向かって来そうな気配。しかもかなり強力なやつ。 
 
いやはや今年の天気は、どうも僕の自然農に対するやる気が本物であるかどうかを試そうとしているようで、これしきのことでめげてなるものかと気合を入れなおしている今日この頃なのでした。 
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